つきじだより24
梅の花が咲き、春の気配を感じる季節になりました。2月半ばに、2025年の看護師国家試験、助産師国家試験、保健師国家試験が行われました。未来を担う大勢の看護職の誕生がもうすぐですね。本学の学部生や大学院生も、4月からそれぞれの新しい生活が始まります。そして、卒業・修了と同時に、聖路加同窓会の仲間としてお迎えします。
例年、卒業生・修了生に向けて、同窓会のご紹介をして記念品を贈ります。また、卒業・修了までに、今後同窓会とクラスをつなぐ役割となるクラス委員を決めてもらっています。卒業後は、同窓会から直接お知らせをすることもありますが、意見やアイデアを募りたいときなどは、クラス委員から同じクラスの皆様への連絡をお願いすることがあります。また、年1回クラス委員連絡会を開催し、学年を超えた同窓生同士のネットワークを作っています。2024年度のクラス委員連絡会の様子は「つきじだより21」をご覧ください。
卒業してすぐには同窓会を身近に感じないかもしれませんが、長く看護に関係する仕事をしていると、思いがけないところで同窓生に出会い、共通の思い出話で盛り上がることもあります。学生のときに厳しく見えた教員や実習施設の看護師の方々と、横並びでディスカッションし笑い合う日も来ます。そのような機会をすでに同窓生になっている私たちも楽しみにしています。
残りの学生生活を楽しみつつ、新生活に向けて準備をしてもらいたいと思います。聖路加国際大学で看護学を学んだことが、近い将来、そして遠い将来にも役立つことを祈っています。
文責:竹森志穂、青木美紀子、青木裕見