つきじだより14
すでに新緑の季節になりました。今年の桜はいつ咲くかと待ち焦がれたのに、花の時期が短かくて、もう少し観ていたかったですね。
新入生の皆様は、元気に新生活の学びを楽しんでおいででしょう。皆様は卒業・修了の暁には、同窓会の会員になられます。気が早いですが、今からそれが楽しみです。
同窓会は母校から入学式と卒業式・修了式への出席の案内をいただいて、会長が出席しています。前田同窓会長の祝辞がとてもユーモアにあふれたお話だったのを覚えています。内田同窓会長は、真っ白なキャンパスに貴方の色で描いていくのですよと話しかけられておいででした。
旧校舎時代はアーツルームで、新校舎ではアリス・C・セントジョン・メモリアルホール、また日野原ホールで式があり、チャペルに移動して感謝礼拝がありました。チャペルの改修工事の間は、ホールで感謝礼拝と式が行われていました。COVID19ですべてが中止されましたが、その後密にならないかつ短時間の式が工夫され、そして今年(2024年)はチャペルで式と感謝礼拝が執り行われました。チャペルには、当該学生と教員が出席し、ご家族はチャペルの模様が中継されるアリスホールでの参加でした。
卒業生の衣装は、短期大学時代は白衣でした。大学になってガウンと角帽になりました。角帽は地面と平行になるように被るのがきれいな着こなしですが、角が上を向いている方が多かったのは残念でした。修士課程、博士課程ができるたびに、それぞれのガウンができました。大学院のフードのカラーは学問領域を表し、看護学は黄色(アプリコット色)、公衆衛生学は淡い柿色(洒落柿(しゃれがき))です。それぞれの学問を背負う自覚をするのがフードだと思います。私たち同窓生は、卒業式または修了式で身にまとった白衣やガウンを忘れていないと思います。
ステンドグラスの光と、荘厳なパイプオルガンの音と、それぞれ一歩を踏み出さんとしている若い仲間の良き緊張と喜びにあふれたひとときでした。
同窓生の皆様には、6月の総会に向けたご案内をお届けします。是非ご参加ください。
(文責 菱沼)